Last Updated on 2021年5月10日 by マカオン
ワイパーアームにさびが出てきました(T_T)
放置しておくとあっという間に赤さびになってしました。
これは運転席から見ても、外から見ても見栄えがいいとは決して言えません。
いえ、それどころかむしろくるまをみすぼらしく見せてしまいます。
どんなにドレスアップしても、ピカピカにしても、たったこれだけですべて台無しです。
そこでワイパーアームを塗装することにしました。
ワイパーアーム塗装

見事に黒い塗装がはだけて、鉄の地金が見えています。
そして、傷ついた地金から錆が発生しています(><
これじゃあ、ピカピカに磨いても「ボロッ」ってなっちゃいますよね~...
用意するもの
・マスキングテープ
・ボックスレンチ
・さび取り液(なくても可)
・サンドペーパー(後述)
・アルコール(脱脂用)⇒なければ食器用洗剤
・スプレー塗料(黒)
作業を確認
作業としては
・ワイパー位置を記憶
・アーム取り外し
・さび取り
・塗装
・戻し作業
となります。それでは作業について説明します。
難しい作業ではないのですが、根気が必要な作業になるかもしれません。
ワイパー位置を記憶
まず、ワイパーアームを外す前に現在のワイパーの位置をマーキングしておきます。
そうしておかないと、パイパーを戻すとき、どの位置で固定すればいいんか分からなくなるからです。
マスキングテープをワイパーのゴム位置を目安にフロントガラスに貼っておきます。
これで戻し作業の時に戻し位置がすぐ分かるようになります。
フロントガラスに貼るので、テープはマスキングテープなど粘着力の弱いものが良いと思います。
粘着力が強いとフロントガラスにくすみが残り除去するのが大変になっちゃいます(><

アーム取り外し
では、いよいよアームを取り外します。
取り外しはアームの根元のプラスチックカバーを外し、ボックスレンチでボルトを緩めます。
たったこれだけです。
アームを取り外したらワイパーゴムを抜き取ります。
今回は塗装ですから、ゴムに塗料が付くと困りますよね。
こちらもバラバラにならないようにマスキングテープで巻いておくとよいです。
さび取り
次に、外したアームをサンドペーパーでさびを取ります。
アームの形状は複雑ですからさびが発生している部分によっては苦労すると思います。
さび取りはサンドペーパーの番手をどんどん大きくしていきます。
約3段階を目安にされるといいと思います。
サンドペーパーはさびの程度によってですが、わたしはさびがひどかったので80~150番でガリガリさび取りしました。
そのあとは200~400番、仕上げは600~800番できれいにしていきます。
塗装が薄くなってきているところもあわせて塗装した方がいいので同様にサンドペーパーで磨きます。
この後、細部はさび取り液を使ってなるべく錆をとっておきます。
錆は車にとって大敵です。
しかも、今回のように焼付塗装ではなく、吹き付け塗装は直ぐに塗装がはがれてくる可能性大です。
さび取りが終わったらアルコールで脱脂します。
脱脂の目的はその名の通り余分なな油を取除くわけです。
油が残っているとその部分には塗装がのりにくくなります。
なお、塗装はアーム全体に吹き付けますから脱脂も全体に対して行います。
アルコールがなければ家庭用洗剤で洗い流します。
このさび取り、脱脂は重要な工程ですから入念に実施してください。
塗装
塗装は3回程度実施します。
これは3面と言う意味ではなく、1面に3回程度実施するという意味です。
まず1回目は色がうっすらとついている程度に吹き付けます。
これが塗装の下地になります。
2回目はほぼ全体に色が付くほどに塗りますが、垂れるほど吹き付けないように注意して下さい。
3回目は2回目と同じように全体にまんべんなく吹き付けます。
均一になるように吹き付けてください。
アームを塗装すると一気に車のグレードが上がった気がします。
これは目立つところになるアームが新しく塗装されてピカピカだからです。
こういう修理はきれいにするとドレスアップも兼ね備えますからぜひ実施してみてください。
塗装数ヶ月後
やはり、塗装はがれが発生しました。
再塗装する気力はなかなか…(^^;
次はワイパーアーム買おうとおもっちゃいました。