先日、バイザーが壊れました。
珍しいでしょ?
あんまり聞かないですよね。
交換自体はビス2本(注意点あり)なんですが、ディーラーの対応というか発言に疑問があったので紹介させていただきます。
意識が低いというか‥なんというか…
バイザー破損をなめてはいけない…
大分寒くなってきたとはいえ、まだ、まだ陽が挿していれば暖かい11月です。
太陽も大分、傾いてきて、朝の通勤時、夕方の帰宅時にはちょうどその陽射しが眩しい時期です。
これが、悲劇の始まりでした(T‗T)
元々、コペンのサンバイザーは小型ということもあり、あまり遮光性の高いものではなりません。
おそらくは多くの方が、バイザーをいろいろな角度に調整されて太陽の光を避けてらっしゃると思います。
マカオンもみなさんと同じようにバイザーを小刻みに動かして、
運転しづらくならないようにしながら、微調整していました。
ある、夕方でした、その日はとても夕日が眩しく冷たい風が気持ちのいい日でした。
わたしは基本、晴れてる日はなるべくオープンにする派ですから、
この日もオープン走行^^ 左に曲がると夕焼けの真っ赤な太陽が飛び込んできました。
オー、マイガッ!
「まぶしいな…」 似合いもしないハードボイルドに浸って、バイザーをぱたんと返します。
そして、夕日を遮ろうとすこし回転させたときでした。
「がきっ!」 という、鈍い嫌な音が…。
バイザーを動かした途端ですから、明らかにバイザに異常が生じたに違いありません。
しかし、すぐにその異常は何かわからない。
(なんだったのかな…) と、思いながらも、もう、いつもの嫌な予感しかしない^^;
不安に思いながら、さらにバイザーを動かすと…
(ん…? 軽い…)
コペンのバイザーはホルダーで固定されているわけではなく、
バイザーアームのテンションで少し抵抗をもたせて振動なので動かないようになっています。
ですから、バイザーを回転させようとすると、ちょっと重たい感じがするんです。
しかし、今回その感覚がない…
明らかにゆるい…
走行してるとどんどん下にずり落ちてきて、夕日を遮るどころか私の視界を遮る使えないバイザーになっている。
(あっちゃー、壊れちゃったよ…)
テンションめちゃ下がり、夕日めっちゃ眩しい(><)
ちーん…
しかし、まったく使えない訳ではない(おれは、だれに言い聞かせてる…^^;)
下がってきたら戻せばいいだけだ。
(おい、大丈夫か、おれ^^;)
心の声を無視して使い続けた1ヶ月。
オープンにしてなくても下がってくるバイザー^^;
仕方なしに、バイザーをロックレバーに挟み込むという見た目すっきり技をあみだした。
(結構いけるじゃん^^)←かなりやばいおれ。
そしてまた、奴が登場! 今日も綺麗な夕日だ。
12月なのにこんな天気はほんとにめずらしい。
オープンにして…バイザーをパタン。
夕日のある方向に回転!
「べきっ!」
(ん?) 手を放すとバイザーはだらり…
そして、ぶらんぶらん。
振動に合わせて右へ左へリズミカルな動き。
お前はダンサーか?
(だれにつっこんでる…おれ…)
確実に壊れた… 交換だ~~~。
リサーチ
しかし、どこかで覚悟していたことなのでそこまでショックは大きくない。
あとはいくらの出費なのかということだ。
一応、ヤフオクで調べてみる。
様々だが、わたしが見た時は、 左右SETで2500円ぐらい。
アームに錆びあり…。
メモリアルに錆が出たバイザーは取りつけたくない…
(アクティブトップは錆びがあったので、室内に錆びがあるのはよろしくないと思っていた)
なので、ディーラーへ行った。
ディーラーさん、しっかりしてくれよ…
3150円ぐらいの見積が来た。 取付は自分でする場合の部品代だけだ。
他に緩み止め防止ビス2個も買った。
ちなみにディーラの整備員に訊いてみた。




確かにわたし(マカオン)のメモリアルは10年経過している古い車両だ。
しかし、愛着あるメモリアルをそういう風に言われたことと、
経年という言い訳がましい言葉にカチンときた。






サービスマンは気づいたようだ。
(こいつ、詳しい…)

マカオンにはサービスマンが発するであろう次の答えも、それに対する返事も用意できている。
嫌なところが出てしまっている。
マカオンがカチンときたのはこっちが素人だと思っていい加減な返事をされたからだ。
バイザーの破損ではあるが、運転中であれば、視界を遮り、大事故につながりかねない
なのに適当なことを言われたことに腹が立ったのだ。
今回の破損の原因はおそらく、樹脂成型工程で若干不純物が多かったためにその時の成型工程での温度によって組成がシビアだったのだろう。
不良品かどうかは成分分析していないのでわからない。
が、おそらくは良品の範囲内であろう。
こうして、バイザーは新品に交換できた。 交換はビス2個を緩めて、新しいバイザーに新しいビスで締めるだけ。
注意点は、ビスの頭が柔らかいので、ねじの頭をつぶさないように、
適合したドライバーでしっかりと締め、
ビスの頭をつぶさないように締めすぎないことである。
なお、この理由からビスの再利用はお勧めしない。
マカオンの雌ねじ(メス)側はタップがかたがっているようで奥まで締め付けるのに結構難儀した。
確かに樹脂成型品なのでいつ、パキッと逝ってもおかしくない。
その際はすぐに交換してくださいね。