Last Updated on 2021年5月10日 by マカオン
シートベルトガイド内でのねじれは、シートベルトの巻き取り口に対し、シートベルトガイドの位置が低いために発生します。
つまり、シートベルトガイドを上方へずらしてやることでねじれは解消します。
もっとも簡単な方法はシートベルトガイドの穴位置を上方へ1つずらすという方法です。
シートベルトガイドの製作
コペンのシートベルトは巻き取らないことで残念な評価となっています。
コペンの数少ない欠点のひとつですね。
わたしなりに分析した結果ですが、原因としては、
① ガイド内でシートベルトがねじれる
② シートベルト巻き取り力が弱い
の2点ではないかと思います。
わたしの1台目コペンは2004年式ですが、すでに②の症状が出ています。
巻き取りを良化する施策を講じてみましたので参考にしてみてください。
シートバルトガイド位置移動
シートベルトガイド内でのねじれは、シートベルトの巻き取り口に対し、シートベルトガイドの位置が低いために発生します。
つまり、シートベルトガイドを上方へずらしてやることでねじれは解消します。
もっとも簡単な方法はシートベルトガイドの穴位置を上方へ1つずらすという方法です。
いろいろなサイトで紹介されていて、効果があったことも報告されています。
ビスを2つ緩めて1か所締めなおすだけなので、本当に良化するかどうか実験してみます。

結果は良化しました。たったこれだけのことでガイド内でのねじれはなくなりました。
この方法の残念なところはガイドを移動した後、下側の取付穴が丸見えになり、布地がはだけて下地がみえるため外観上見苦しいことです。
また、ガイドの取付けもビス1か所になるので安全面でも不安になります。
シートベルトガイドの製作
ということで、シートベルトガイド(正確にはシートベルトガイド延長バー)を製作して見えなく・・・・いえいえ、補修しました。
まず、ガイド部分について製作するか、現在のものを流用するかということですが、
①:簡単に製作できるようにすること
が、大切です。
シートがファブリックの黒色ですから、外観的なことも合わせ、現在のガイドを流用するようにしました。
シートへの固定は2点止めとして、ガイドも2点受けです。
しかし、長さの関係で穴は3つだけにしています。
これは4穴にするとガイドがあまりにも上方に位置し、シートベルトが顔にかかるからです。中央は同時受けにして強度を上げています。
雪が降るので錆びないようにSUSで作りました。
完成した写真を掲載します。

写真を見ていただくとわかるようにガイド部分がちょうど1個分、上方に上がっているのがお判りいただけると思います。
これでシートベルトのねじれは全くなくなりました。
製作にあたりわたしは自分で簡単な図面を描き、寸法を入れ近くの鉄工所で作ってもらいました。
もしみなさんがご自分で同じようなものを作りたいと思われたなら、まず自分で図面を描き、鉄工所で相談され、アドバイスを受けながら製作を依頼されたら良いと思います。
1個千円ほどで作っていただけると思います。
シートベルトカバーを購入
シートベルトガイドを改良し快適なコペンライフを楽しんでいたのですが、ある時、今までほかの車では味あわなかった、肩の痛みを感じました。
それは、 ちょうどシートベルトが当たっている部分が痛いのです。
痛いところをよく見ると、シートベルトが鎖骨に当たっていて、そこが痛いのです。(><)
多くの車のシートベルトはピラーからベルトが出ていて、伸縮する機構になっています。
しかしコペンはシートの後ろから身体に巻きついてくる仕様となっています。
この巻き付く仕様がピラー式のベルトと異なり、肩部分に空間がありません。
ベルトは巻き取り機構があるため、テンションが弱いとはいえ、常に縮もうとすています。
また、人体は車の振動に合わせ身体だが揺れる度にこの部分が押さえつけられ痛かったのです。
これはシートベルトガイドの位置変更とはあまり関係がありません。
シートベルトが後ろから出ているか、ピラーから出ているかの違いによるものだと思います。
つまりシートベルトのガイド位置を変えた影響ではありません。
元の位置でも痛かったのです。
あくまでも巻き取り口が背後にあるということが原因でしょう。
原因は分かりましたが、これでは対策できません。
そこで本質的な対策ではありませんが、結論としてシートベルトパッドの購入が良いと思います。
理由は
①安価に確実に対策できる
②ドレスアップにもつながる
かくしてわたしはシートベルトカバーを購入しました。
わたしの1台目コペンはアクティブトップですから内装は黒色です。
ですから大抵の色はマッチします。
わたしはシュロスのシートベルトパッドを購入しました。
購入の決め手は、黄色は黒によく合うとおもいます。
このパッドは幅が広くシートベルトがパッド内を通過しやすいという利点が大きいです。
この利点は緩やかとはいえシーベルトは巻き取られますから、なるべくシートベルトがフリーな状態になるほうが望ましいと思ったからです。
シートベルトは通常2インチ幅です(約5cm)。
しかしこのシートベルトパッドは3インチ(約7.54cm)と1インチ幅広です。
スムーズにシートベルトを移動するのです。

コペンの黒いシートに黄色いパッド。どうでしょう、存在感ありではないでしょうか?
これで、ノーマルコペンの黒いファブリックシートが、アクセントの付いたシートになりました。
これでドレスアップも出来ましたし、かなり快適な乗り心地になりました。
みなさんもぜひ挑戦してみてください。でも、シートカバーやレカロもあこがれますけどね。
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